PreU-Mart

U-Martシステムが開発されて始めての大会。システムが設計通りに動くか否かを確かめるために開催された。サ-バープログラムがきちんと機能するのか、ネットワーク接続されたPC上で動くエージェントときちんと通信できるのか、など確認すべき多くの課題を抱えていた。本格的な公開実験(コンテスト)ではないという意味を込めて”Pre” と名付けられた。参加者は、各自ノートパソコンを持ち寄り会場で接続。一晩かけて、最後の調整(デバッグ)を行った。2回の実験に成功し、ランダムエージェントが非常に優秀である事、予想以上に乱高下が激しいことなどが分かった。

日付
  2000年8月19日
会場
  インテック大山研修センターSICE夏の学校で開催
参加者
  11チーム54エージェント)参加
参加形態
  マシン・エージェント

  1. 一日の板寄せ回数4回
  2. 板寄せ間隔 15秒
  3. 取引日数 60日
  4. 合計の板寄せ 240回
  5. 時系列は、2種類で合計2回の実験を行った.

 
チーム名 大学名 メンバーID
小野 徳島大学(工学) m1 〜m5
出口 京都大学(経済学) m6 〜m10
福本 東京工業大学(工学) m11〜m15
山村 東京工業大学(工学) m16〜m20
村上 筑波大学-山武産業システム(工学) m21〜m25
大阪府立大学 (工学) m26〜m30
谷口 大阪産業大学(経済学) m31〜m35
佐藤 防衛大学(工学) m36〜m40
中島 京都産業大学(経済学) m41〜m45
石西 防衛大学(工学) m46〜m50
橋本 大阪市立大学(経済学) m51〜m55

●上昇−下降−上昇

順位 エージェント メンバーID チーム名 大学名 CASH(円)
1位 Kaubaka m41 京都産業大 京都産業大学
3,960,884,296
2位 Osaka‐Huritu 02 m27 大阪府立大 大阪府立大学
582,474,000
3位 Osaka‐Huritu 01 m26 大阪府立大 大阪府立大学
380,437,000
4位 Kyoto 02 m7 京都大 京都大学
317,955,000
5位 Tokushima 05 m5 徳島大 徳島大学
310,538,000

第一試合の価格変動

第一試合の資産分布

●下昇−下落

順位 エージェント メンバーID チーム名 大学名 CASH(円)
1位 Hukumoto‐02 m12 福本チーム 東京工業大学
3,005,755,296
2位 Hukumoto‐03 m13 福本チーム 東京工業大学
1,792,902,000
3位 Yamamura‐04 m18 山村チーム 東京工業大学
1,686,144,000
4位 Yamamura‐05 m19 山村チーム 東京工業大学
820,188,000
5位 Nerinerikun m43 京都産業大学 京都産業大学
710,379,000

第二試合の価格変動

第二試合の資産分布