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Challenger and Agent |
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U-Mart組織委員会は、「第6回創発システムシンポジウム」においてU-Mart実験システムの公開実験 (Pre U-Mart 2000)を開催いたします。 近年、人工市場という研究テーマが経済学者はもちろんのこと、工学者、数理科学者等からも注目を集めています。U-Mart研究会は人工市場を媒体とした、経済学者と工学者の交流の場を提供することを目的として設立されました。 U-Mart組織委員会ではこれまでに、株価指数を取り引きする仮想先物市場シミュレータを開発し、進化経済学会等でのデモンストレーション、また関西−関東−北海道を結んだ遠隔取引実験等を行ってきました。本シミュレータは、参加者がインターネットを介し市場サーバにアクセスするシステムであり、マシンエージェントと人間のトレーダーの混在が可能であるという特色を持ちます。 今回の公開実験では、あらかじめお申し込み頂いた参加者が作成したマシンエージェントによる仮想先物市場のシミュレーションを中心に行います(が、人間のトレーダーの介入も考えています)。当日の実験形態に関してですが、原則として機材は各自持ち込みとし、U-Mart組織委員会が用意した仮想市場サーバに、参加者の皆さんにお持ち頂いたノートパソコン等から各自の開発したマシンエージェントがアクセスするという形をとります。 なお創発システムシンポジウムは合宿形式ですので、参加エージェントの挙動に満足の行かない場合には夜を徹しての開発作業も可能です。 実験の結果および最も優秀な成績をあげたエージェントはU-Mart組織委員会のWebページ等で公開されます。多数の参加者による多様なエージェントにより、従来の仮想市場シミュレーションでは見られないようなリッチな挙動が現れることが期待されます。 ふるってのご参加をお待ちします。 |
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(1)6月1日より、U-Mart開発キットの配布申し込みを受け付けます。 (2)Pre U-Mart 2000 実行委員会より申込者へU-Mart開発キットを配布します。
(3)開発キットを使って、サーバーを構築し、エージェントの開発を行っていただきます。 (4)Pre U-Mart 2000当日の実験に参加する人は、7月14日までに、Pre U-Mart 2000への正式参加申し込み(追って案内します)および創発セミナーへの参加申し込み(申し込み方法)を行ってください。 (5)Pre U-Mart 2000当日に、各自でノートPC、LANカード、LANケーブル、A41〜2枚程度の参加エージェントについての紹介・解説レジュメを用意して頂き、実験に参加して頂きます。
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Pre U-Mart 2000の公開実験に参加を希望する方には、U-Martの開発キットを配布いたします。配布するキットは以下のような内容を含んでいます。エージェント開発の参考としてください。
U-Mart開発キットの配布を希望する方は、以下のフォームに必要項目を記入の上、U-Mart配布キット申し込み用のメールアドレスにお送りください。
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“Shouhatsu Summer School” | ||
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「第 6 回創発システムシンポジウム」(主催:計測自動制御学会システム情報部門)においてU-Martの公開実験(Pre U-Mart 2000)を行います。Pre U-Mart 2000では、実際にサーバーを動かして、取引に参加するプログラム(エージェント)での参加を広く募集します。 創発システムシンポジウムは、進化システム・適応学習・群知能・非線型ダイナミクスなど最新の話題を、学術・産業・経済など幅広い観点から、泊り込みで、若手研究者や重鎮の先生方を交え、議論する場として毎年好評を得て開催されているものです。
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