U-Mart2004
今後のヒューマン実験に生かす為、これまでのルールを変更しセッション間の時間間隔や、一日のセッション回数を2種類用意した。
また、インターネットを利用して初めての2地点実施した。
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2004年10月2日 |
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東京工業大学&大阪市立大学
(進化経済学会オータムカンファレンスの
イベントとして開催) |
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マシン・エージェント 5エージェント
ヒューマン・エージェント 30エージェント |
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マシン・エージェント&ヒューマン・エージェント |
1回目のルール
1, 一日のセッション数 2回
2. 立会時間 30秒
3. 取引日数 20日
4. 全セッション数 40回
2回目のルール
1. 一日のセッション数 90回
2. 立会時間 1秒
3. 取引日数 20日
4. 全セッション数 1800回
【マシン】
近畿大学 |
MarketMaker |
h31 |
近畿大学 |
TaniguchiSeminar |
h32 |
近畿大学 |
TaniguchiSeminar2 |
h33 |
近畿大学 |
TaniguchiSeminar3 |
h34 |
近畿大学 |
TaniguchiSeminar4 |
h35 |
【ヒューマン】
中央大学 |
h1〜h15 |
高田・講神・二串・小林・大塚・千葉・新城・阿部・柳生(板井・金見・赤崎・前山・瀬川・神尾)(篠原・小山・鎌田・田平・大迫・中村) |
近畿大学 |
h16〜h20 |
池田・松浦・山本・朝比奈・野口 |
大阪市立大学 |
h26〜h28 |
中島・植木・森本 |
●1回目の成績:マシン&ヒューマン
松浦 |
h17 |
近畿大学
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1,683,575,000 |
神尾 |
h15 |
中央大学 |
1,146,053,000 |
中島 |
h26 |
大阪市立大学 |
1,117,100,000 |
千葉 |
h7 |
中央大学 |
1,047,100,000 |
金見 |
h11 |
中央大学 |
1,035,990,000 |
○全ての順位(別窓)
●2回目の成績:マシン&ヒューマン
山本 |
h18 |
近畿大学 |
3,968,359,000 |
TaniguchiSeminar2 |
h33 |
近畿大学 |
3,426,796,000 |
TaniguchiSeminar |
h32 |
近畿大学 |
3,088,683,000 |
TaniguchiSeminar3 |
h34 |
近畿大学 |
2,918,254,000 |
野口 |
h20 |
近畿大学 |
2,559,112,000 |
○全ての順位(別窓)
【U-Mart2004】
1セッション30秒かけると、ヒューマン・エージェントはじっくりと戦略を練る事が出来る為か、概ね良い成績を収めた。しかしながら、毎秒ごとに取引が行われるザラ場に近い条件で取引を行った所、その速度に対応出来るマシン・エージェントが活躍した。
また、ルール1の時はヒューマン・エージェントの破産は2名だったのに対し、ルール2では11名も破産するなどヒューマン・エージェントには厳しい戦いを強いられた。この大会では、優勝を目指すエージェントの他に、市場に流動性を与えるマーケット・メーカーも参加し確実に利益が得られるかどうかを確認した。マーケット・メーカーはルール1でもルール2でも期間を通じてコンスタントに利益を上げる事が出来た。
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