東京工業大学・東京大学での実施例

東京工業大学の場合

修士1年生での実験科目
2日間程度の集中実地
説明に半日
1週間ほどのエージェント作成期間
半日程度のトーナメント

東京大学の場合

学年3年生での演習科目
集2コマ 6週間

授業内容(東京大学)

エージェントキットの作成

@指数先物/U-Mart/エージェント作成キットの解説
A手動取引によるU-Martno体験
B エージェント作成(自習、宿題)
C戦略についてのプレゼンテーション/トーナメント(第1回)
Dエージェント改良
E戦略についてのプレゼンテーション/トーナメント(第2回)
Fレポート作成
Gエージェント作成キット
・東工大で授業用に開発、東大での演習でも利用
・戦力の形式的表現
入力:現物、先物の価格系列、ポジション、保有現金
出力:売買、注文数量、指値
・戦略をJavaの一つのクラス/メソットとして表す。これをコーティングすればよい
・キット構造
開発用パッケージ:ビルトインされたエージェントとの取引
学生の手元でスタンドアローン動作

  • 学生は興味を持って取り組んだ
  • 多様なスキルの学生が参加できた
  • 単純な理論でもそれなりに戦える
  • 金融に興味のある学生は代表的なテクニカル分析手法や裁定型の戦略を実装
  • 回帰分析・関数近似などで予測精度を高める工夫も
  • 【学生のレベルと結果】

  • 学部3年生レベルでは、自分の考えた戦略をコード化できるかどうかが課題
  • 大学院レベルでは、より進んだ戦略に取り組める
  • ツール面でより一層の整備が必要